たくさん出された料理を、端から順番にしっかりと咀嚼して、味わって飲み込んで、ひとつひとつに前向きな感想を言うような大変さがある
そして、そのひとの感想には頑張った工程への褒め言葉が含まれている。隠し味(あるいは隠し味を入れた意味)をわかっている。失敗したとこもバレている。
味覚は正確だし胃のキャパシティは大きい。また頑張って作ろうと思わせるごちそうさまを言う
わたしは、美味しく食べられる量を出されて、食べたら美味しかったから、笑顔で、ひたすら、美味しい美味しい と言うだけで、こどもだ
「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」という村上春樹さんの本が目に入って、(ウィスキーは語れないけど)うれしい出来事の多くは、素敵な食事に喩えることができるとおもった