試行錯誤

いろいろ試して、その結果を振り返ります

国ってなんだ/おまえらのセリフではない(「イスラム国」をWikipediaで検索して思ったこと)

イスラーム国 - Wikipedia


宗教と外交(政治)に関しては、ウィキペディアでさえ、主張(悪意の対象)が変動している。

固定化されてないことは健全とも言えるけれど


ひっかかったことは2つ。
忘備録として雑感を加えておく、近いうちにちゃんと考えたい。



1 国の定義はなんなのか。

わたしを定義するのは、自分と自分以外だけど、その意味でいうと、
ISは、国として半分成り立っている(無理やりとは言え、現地の支配されているひとたちの発言を見る限り学習性無気力が起こってしまっている気がする。無気力は何も生み出せない)


その他のすべての国が、彼らを許していないとしても、半分成り立ってしまっている。1:192じゃなくて、1:1だという感覚が必要だと思う。




2 罰する資格があるのはおまえらじゃないだろ、という国もあるよね


彼らのやり方はとても許されるものではない。けれど、あれだけ多くの人間を集める根拠(理由)を与えたのは誰だ、とも思う。

サイクス・ピコに関わった国は、まず謝罪をするべき。そして、武力以外で押しつけた国境を緩和する最善の方法を考えるべき。
(イギリスから多くの若者が流れているのは、自国がサイクス・ピコ協定を先導したという罪悪感からだと思う)
やることやったぜ、と開き直れるまでは素直に反省をしたほうがいい。今後の国際的信頼のためにも。



唯一 怒って然りだよなあと感じるのは、ISに賛同していない、イスラム教を信仰しているひとたち。

彼らが彼らの信仰や正義感のために戦うのは止められないだろうけれど、衝突したら罪のない側にも被害が出ることが明らかなんだから、外野は無責任に煽ってはいけないと思う。





どうして国の首脳たちなんて、頭がいいはずの人たちが揃いも揃って、考えが虚ろなんだろう。リアリティが伴っていないよな
大きなものを動かしてると、幼稚園で学ぶような付き合いの基本が見えなくなってしまうのかな。いやだねえ