本質について/ミース・ファン・デル・ローエ
アタマがいいの定義 / ピース オブ ケイク (ネタバレあり)
新社会人 アウトプットに回す余力がない
この四月から社会人になりました
インプット回路にエネルギーが持って行かれて、日常会話ですらアウトプットが下手です
考えていることを切り取っておいたほうが作業台が広がるのだけれど、切り取るべき部分も見えない
丁寧に手入れしてしまっておくべきか、常に取りやすいところに出しておくべきか、迷ってしまえずにいる感じ
ゴールデンウイークまでに頭が慣れると信じて、毎日作業台を片付ける
楽しい就活⑵自分(死ぬまで共に過ごさねばならない生物)への理解が進んだこと
- 自分の思想を客観的に見ること
- 自分の行動原理を自覚すること
- どういうひとの元で頑張れるのか
- 自分が成果を出せたときの方法の傾向
- 行き詰まったときの自分の攻略パターン
- どういう思想・哲学がすきか(「LESS is MORE」と「身体が資本」)
- どんな結果が出るとときめくのか
- どんなものと出会うとときめくのか
- 何かに挑戦するときに何を準備しておくとスムーズに始められるか
- 自分が笑顔で頑張れそうな会社
- 何か得られそうではある会社
- 入ったらつらいだろうなという会社
楽しい就活 ⑴自分が恵まれている実感
- 大学の先輩 (客観的なわたしへの印象・成功している社会人としてのアドバイスをくださった。わたしの進路決定、および、現時点での未来設計に大きく関わっている)
- アルバイト先の先輩 (必死な状態のわたしを真近で見てくれていたひとから自分の印象を聞いて、丁寧に見て育ててもらっていたことを実感した。アルバイト先の人間関係、だいすき)
- 中高大の友人 (それぞれ環境がかなり違った。それぞれの場で自分がどう振る舞っていたのかを知った。中学時代いい子ぶりっ子だったわたし、高校時代荒れていたわたしと、今も仲良くしてくれている友人に心から感謝)
スガシカオ / ぞわっとする予感をポップに歌う
スガシカオはとてもすき。
世界の変化に対して鋭い感覚を持っているのに、愛とか恋とか自分の気持ちいいことも楽しめる。バランスよくサラリと生きていて、たまにビシッと主張して、とても心の強い人だと思う。
午後のパレード は本当にゾッとするけど、まあ、ゾッとするために聴いてる
最近の世界にピッタリとハマる歌だと思った
この歌の中でスガさんはうつろな人間の役をしている。とてもこわい
約束の切なさと同じだけ 今日は騒ごう
嫌な予感、ニオイがする。対策を取るのではなく、いまのうちに楽しんでおこうという無責任さ、あるいは無力感
世界中のクエスチョン・マーク
だけど何もしない
そこら中危険ノーマーク
ごめんなさい 生まれつきノーテンキで
自覚していないのも恐ろしいし、自覚していて放っておくのも恐ろしい
本当のこと 誰も話さなくても
続けること それがパレードのルール
すごく、戦争のニオイがする。それがよくないことを気づいて欲しくて歌っているのだと思う。
きっと明日は君の街へ パレードが ほら やってくる
スガシカオというひとは、こういう歌をポップに、明るいプロモーションビデオで歌う。
世の中には
- 自分と同じ意見・感覚の人
- 自分と反対の意見を持つ人
- 自分の意見に無関心な(意味を解らない)ひと
がいると思う。
そして、だいたいのイメージとして、仲間:敵:無関心=2:1:7くらいだと思う。
スガシカオみたいなやり方、つまり、大衆的・ポピュラーなやり方で良くも悪くも、無関心だったひとたちを巻き込むことができる。それは多数を占めるひとたちとも言える
(わたしがポップでありたい理由も、ポピュラーな文化を尊ぶ理由もそこにある。専門家・職人と大衆的なコネクターは、任務が違う)
スガシカオはプロのポップアーティストだと思う
スガ シカオ(SUGA SHIKAO) / 午後のパレード - YouTube
(ダンスも、個性がだんだんとなくなり、均一化していく)
モディさんはすごいな / 世界経済の「回復」は当然ではないと思う
今日(3/24)の日経夕刊の、アジア開発銀行による見通しの記事
アジア開発銀行(ADB)が24日発表した最新の経済見通しによると、2015年、16年の域内経済の成長率はともに6.3%を維持する。原油安が消費を支えるほか、米国経済の回復で輸出が伸びる見込みだ。構造改革が進むインドの成長率は域内の主要国で最高となり、減速傾向を強める中国を上回る見通し。東南アジアの成長も加速するとみられ、けん引役の顔ぶれはさまざまとなる。
(2015年3月24日 日経新聞 夕刊より引用)
インド贔屓のわたしだから、喜んで丁寧に読みました
モディ首相の政治的手腕のよさがありありと見える。
国外から「あいつがトップなら、しばらくおもしろそうだな / 安心だな / 期待できるな」と思われること、そして実際に大きなお金が動くほどの信頼があるというのは、とてもすごいことだと思う
(彼は国民にも人気があった。旅行中に政治の話になったのは2回で、2回とも旅行産業の従事者と だったけれど、モディ政権は期待されていた
モディさんはバラーナスを京都みたいにしたい、らしい。バラーナスを?と思うけれど、歴史的背景があって、国内外から大事にされているという意味で、確かに京都はすごい)
もうひとつ。リード文のはじめの文章に違和感を覚えた
世界経済の回復の足取りが重いなかで、アジア経済は今年、来年と高成長が続きそうだ。
(引用元 同上)
世界経済の回復の足取りが重い
全体が回復して当然だと言わんばかりだけれど、はたしてそうかな
もう、終わってしまうのではないかしら。国だって生き物、もう老いてしまったのではないかしら
リーマン・ショックを、たとえば50歳男性が癌で倒れた と喩えると、今って、手術をしてリハビリをして立ち直ってきたところ
けれど、手術のときに、腫瘍の転移を防ぐために、いくつかの臓器は既に少しずつ削られていて、そのぶん内臓の機能は低下している。おじさんだから細胞分裂のスピードだって遅くなっているから回復は遅いし完成度も子どもと比較したら低い。手術が成功したのが幸運、ましてや動ける、話せるなんて本当に良かったね!
くらいの状態なのに、元のバリバリ労働者に戻ろうとしている。(新聞が言っているという意味では、周囲も働きに戻ることを期待している状態)
既に回復は限界まで終えているのではないかしら。これ以上ヘンなクスリを飲んだり、ヘンな機械を身体に入れたりするよりは、ちょっと早いけどリタイアを決めて、子や孫に、自分の学んだことや反省を伝える時期ではないかしら
今日は推敲なしの、書きながら思いついたことの雑記